Column
酒場奇太郎
〜運命を変える方法〜
「カッコ良さそう」という理由だけで大学では心理学を専攻していた。
「カッコ良さそう」という理由だけで大学では心理学を専攻していた。
私は立ち呑み屋が好きだ。何がそんなに好きなのか改めて考えてみると、安い、早いは勿論、ゆっくりと腰掛けて呑むより、立ってでも呑みたい酒好きたちが集まる猥雑な雰囲気が好きなのかもしれない。
何故ここまで近年おぢに惹かれるのだろうか。自身の年齢のせいか、いや昔からか。
かれこれ20年近く足に違和感があった。まるで腰の辺りまで雪に埋もれた状態で歩くような重みが両足にのしかかるのだ。
「お客さん終点ですよ」どうやら縁もゆかりもない駅にいる。これで何日連続だろうか。今日もケータイのカメラロールには意味不明の写真が散見される。
轟音で毎月コラム書き始めて、轟音執筆人は新陳代謝していく中で、果て私のコラムは読まれていたのだろうか、分からないままに3年が経過しました。
私が敬愛する中島らもさんは、あらゆる飛び道具に貪欲で、どれだけヨレヨレになろうが面白い文章を書く作家だ。
4号から半年以上もあいてしまった。忙しいフリをして怠けていたせいだ。
何事であれ、長所と短所、良い点と悪い点の両面があり、完全であるということはないものだということ。