Column
2022.10.11
佐藤一花
何故ここまで近年おぢに惹かれるのだろうか。自身の年齢のせいか、いや昔からか。
今回の煩悩は、6つの根本煩悩である痴(ち)の中の昏沈(こんちん)。痴は、真実がわからない。昏沈は、心がめいってふさぎこむこと。
はじめて岡本奇太郎さんと対談したのは2年前の夏。
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「暮しが仕事 仕事が暮し」 敬愛する陶芸家・河井寛次郎の言葉だが、私もこれに全く同意見である。
心を開いて誠を見たい私。夏の土用が明け、気のせいにしていた体調も機嫌もそこそこになっていた。
20帖はあろうかというリビングには大開口の窓があり、そこから望む景色に視界を遮るような建物もなかった。
渋谷の再開発の影響で2018年に惜しまれつつ閉店した『富士屋本店』で、一体どれだけの量の酒を呑んだだろうか。
これから私が考えるのか 考えずに誰かの声明を自分のものとして生きていくのか
先日、出張で横浜に来た高校時代からの友人と桜木町の『はなみち』で呑んだ。