Column

轟音印刷倶楽部
プレゼントFor YOU その1

YOUGOOD I'm good

買い物する人:YOUGOOD I’m good 竹村裕吾氏
買い物に誘われた人:彫刻家 牧田草平氏
https://www.instagram.com/makita_sohei/

竹村さんが「次回はお買い物企画なんてどうですか?」と提案をしてきた。「例えば、(牧田)草平さんと一緒に買い物へ行くのはどうでしょうか」。
ということで、2,000円の予算でプレゼント交換をしよう!という「プレゼントFor YOU」企画を行うことにした。

雨模様の3月、中年2人が群馬県太田市にある「ガラクタ鑑定団スーパーモールカンケンプラザ店」へ向かうというので、私は車とお金を出す係として同行することになった。

左)彫刻家の牧田草平さん
右)YOUGOOD I’m goodの竹村さん

ドキドキ & ワクワクのプレゼント交換

早速2人は、私の財布から2,000円ずつ抜き取って店内へ。
制限時間を1時間として、お互いのプレゼントを選び始めた。
1時間後、黒いビニール袋を抱えてニコニコしながら戻ってきた。
そして、YOUGOOD I’m goodのアトリエに戻り、ドキドキ & ワクワクのプレゼント交換が始まった。

さぁ、何が入っているのかな?
では、牧田さんが受け取ったプレゼントから開けてみよう。

牧田「まず大きい箱の方は、ガンダムでもないしボトムズでもなさそう。イデオン?おーカッコ良い!あとはナンバーガールのDVDだ。あ、漫画もある!うれしいなぁ!」

竹村「僕もナンバーガール好きなんで」

牧田「王様はロバ。へー知らないなぁ」

竹村「知らないっすか?昔ジャンプで連載してましたよ」

牧田「絵はみたことあるなぁ。へぇ〜」

牧田「このプラモ、店でみかけたかも。何なんだこのアンバランスは!って思った。すごいデザインだな。でもイデオンってきいたことないなぁ」

竹村「なんか架空のやつなのかと思ったら、イデオンってやつなんですね(笑)」

竹村「牧田さんは彫刻(木彫)をやっているので、勝手な想像ですがプラモデルが好きなのかなって思いまして」

牧田「ガンダムとかじゃないところがいいな」

竹村「ちゃんとみてなかったんですけど、架空のロボットなのかと思って、それがおもしろいなぁって。勝手につくっちゃったみたいな、マイナーな感じがしました。ぜひ、時間がある時に組み立ててください」

牧田「これおもしろいなぁ。戦うのに不利な形だと思うけどなぁ」

牧田「イデオンのロゴがカッコ良いな」

2人ともイデオンは知らないという。では箱を開けてみよう。

2人「お〜!!」

牧田「1/600スケールイデオン。重機動メカ「ロッグ・マック」かぁ。全長83m!?へぇ結構大きいですね。(そして箱に書いてある説明を読み出す)」

牧田「きっとコレクションをしていたものなんだろうね。箱のまま並べているのが好きなんだよ」

竹村「製造元もバンダイではない(笑)」

竹村「王様はロバ、昔少年ジャンプに掲載されていました。シュール系ですね。ページの最後の方に連載されていました。自分の好みですが、読んでいただきたいなと思って」

牧田「みたことのある絵だな。この作者は今何をしているのだろうか(笑)?」

竹村「この単行本は持っていたかも」

牧田「1995年かぁ、あの頃は何を読んでいたかな?」

竹村「1巻がなかったので2巻を買いました。2巻から7巻まではあったんですけど(笑)」

竹村「ナンバーガールは僕好きなんで」

牧田「僕もアルバムを1枚持ってますよ」

竹村「中身は多分PVですかね?」

牧田(ブックレットをみながら、描いてあるイラストの文句を言う)

竹村「本当は人間椅子(牧田さんの好きなバンド)を探していたんですよ。でもみつからなくて、それでナンバーガールにしました」

牧田「竹村さんの方で、これらの推しはどれですか?金銀銅で並べましょう」

竹村「金:イデオン、銀:ナンバーガール、銅:王様はロバ」

牧田「おー、やっぱりイデオンですよね。ありがとうございました!!」

竹村「いやー、選ぶのは難しかったです」

続いて、牧田さんからのプレゼントを開けてみよう。

竹村「おーミニ四駆だ!懐かしい」

牧田「多分、デッドストック。本当はファイヤードラゴンが良かったんですが、予算オーバーになっちゃって。でもこれもオフタイヤだし、飾ってもらってもカッコ良いかなと」

牧田「僕がきいている『オードリーのオールナイトニッポン』で、最近ミニ四駆の話題がよく出てくるんですよ。大人でやっている人もいるし、それが耳に残っていて。そうしたら店に入ってすぐの所にあったから、ちょっと気持ちをほっこりさせるプレゼントには持ってこいだなと思ったんですよ。現行品(今のモデル)は1,000円でお釣りがくるけど、デザインがなってない。デザインに妥協して現行品を買って『ダッシュ!四駆郎』のコミックとセットにするか迷った結果、1点買いで勝負に出ました」

牧田「竹村さんのイメージは、カワイイ系とか力が抜けているキャラ系だって分かるんですが、こういうのもありかなと」

竹村「うれしいです!自分もミニ四駆やってました!」

牧田「もう少し予算があれば、カスタムパーツ(モーターとか)も付けたかったな」

竹村「かっこいいし、懐かしいなぁ!」

牧田「ぜひ、モカコーヒーのカウンターで走らせてください(笑)」

竹村「サンダードラゴンJr.ってことは親がいるのかな(笑)。あ、シールもカッコ良い!」

牧田「先に買って袋を持ち歩いているところをみられるまずいから、ずっと様子をみていた。商品が動かなかったから、竹村さんがミニ四駆を買うことはないなって思った」

竹村「僕、すっごく迷いました。色々みてまわって、最初は壁掛け時計にしようかと思って。普通の壁掛け時計なんですがトライアングルって書いてあって、秒針のところが崩れた三角形になってたんですよ。それと目覚まし時計も迷いましたね」

牧田「時間を気にしろってことですかね(笑)」

牧田「何度か竹村さんと今回の店へは行ったことがあるので、お互いの手の内がちょっと分かるんですよ。それを少し裏切りたいって気持ちがありました。ちょっと外したいというか」

竹村「(お互い遭遇しなかったけど)僕は牧田さんを見かけましたよ」

牧田「僕はMって書いてあるキャップと迷ったんですよ。サイズが合わなかったんですよね。Tシャツとかキャップとかジャージもありかなって。でも、ちょっと難しかったなぁ」

お互いの魅力について語る2人

竹村「僕の勝手でおこがましいかもしれませんが、同じクリエイターとして、違うものをつくっているけど、気が合うなって思っています」

牧田「うれしいですねぇ」

牧田「追っているものは違うんだけど、追うことを楽しんでいる。そこが共通点ですかね。宝探しが好きですね。竹村さんは100回に1回位、僕が勧めたものを気に入ってくれるんです。それが当たると、その人の思考を共有できるような気持ちになる。一緒に買い物へ行くのは楽しいですよ」

竹村「僕は、(牧田さんへ何かを勧めることは)あまりやらないかなぁ」

牧田「竹村さんは自分の価値観を押し付けないですから。100回に1回だけど、当たらなくてもおもしろい」

竹村「次は骨董市ですかね。タイミングが合えば一緒に行きたいです」

牧田「カブツーリングへも行きたいですね。河川敷でカップラーメンを食べたりして。あと、スーファミでストツー大会も(笑)。80〜90年代前半の遊びを、この年でやってみたいな」

牧田さんは40歳、竹村さんは36歳。中年が昔の遊びを楽しむ。
一見ノスタルジーにみえるが、力と知恵がついた今だからこそ、真剣に遊ぶ必要があるのでは?
と、そんな上手いまとめをしそうになってしまうぐらい、おしゃべりな牧田さんと相変わらず「掴めそうで掴めない」竹村さんだった。

【今回のお買い物】
竹村さんから牧田さんへ:イデオン520円、ナンバーガールDVD580円、王様はロバ330円
牧田さんから竹村さんへ:ミニ四駆1,944円(全て税込)

プレゼントを抱えてうれしそうな2人

【後日談】牧田さんがイデオンを完成させたと報告が届いた。

組み上がったロッグ・マック。「たのしかったよ。ありがとう」と伝えたら照れて丸くなった、と牧田さん

お買い物企画「プレゼントFor YOU」は、まだ続くはず!お楽しみに。

Creator

YOUGOOD I'm good

就職を機に栃木県足利市に移住。服地のプリント工場で働く傍ら、個人でオリジナル商品の製作、Tシャツなどのプリント加工を行う。適当っぷりとゆる〜い感じが武器。プリントは意外に良好かも…!?