Column

轟音カレンダー2022

佐藤一花

ただ世の中に在る陰と陽、その存在については皆様もお気づきでしょう。
自分の中にも存在し、自分以外にもあるもの。

そして、今の世の中に感じてしまうこと。

どの存在も発言をすることを対等に与えられ、どの角度からも様々な言葉や画像は、
思想と勘違いして、埋もれていく。
互いに陰陽の関係になっていけば、次第に巡り始めていく。

陰陽思想のように、陰が極まれば陽を生み出し、陽極まれば陰を生み出す。
陰の中にも陽が存在し、陽の中にも必ず陰が存在する。
つまり、世の中の物事は100%白黒に分かれるのではなく、
どんな物事にも必ず陰と陽の両方がある、ということ。

この2022年の始まりを轟音と共にするには、これだと感じています。

互いの陰陽を循環させ、楽しい1年になりますように。

Collage:佐藤一花

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Creator

佐藤一花

1979年群馬県生まれ。文化服装学院卒業後、アパレル生産管理、販売などを経て、現在のオフィスアートレディ活動に至る。イラスト・コラージュ・立体作品を制作。群馬、東京、埼玉など全国各処で展示を開催。