<その1>
自分自身がいくらまでレコードにお金を出せるか。たまにそんなことを真剣に考えます。お店の壁に掛かっているような、いわゆる「壁レコ」は皆が欲しがる一方、お値段も高いものです。ビートルズの初期盤で云万円とか、きっとざらにあることでしょう。
そういうものを買いに行く人のお財布の中には、1万円札がびっしり詰まっているんだろうなぁ。羨ましい。
皆さんご存じの通り私はそんなリッチなことはないのですが、一時期万札ではなく500円玉しか財布に入れずに生活していたことがありました。何かの風水で良いとか紹介されていたのを参考にしたような、金運アップの話だったかな。でも財布が重く非常に不便でした。ズボンがズリズリ落ちて行くのです。いやはや人間とは、なんて浅はかなのでしょう。
もちろん効果はありませんでしたのでとっくにやめましたが、レコードを買うときのお会計も当然500円玉でした。3,000円位ならまだしも、普通にそれで10,000円くらい支払っていたのです。
お店の人は温かく接してくれたのですが、あれは一歩間違えればぶちギレ案件だったんだろうなぁと今なら分かります。申し訳ないことをしたものです。変な客として覚えてもらうには有効かもしれませんが、皆さんくれぐれもお気をつけください。そんなことする人は居ないか。トホホ。
ちなみにレコードにいくらまでお金を出せるかの話ですが、本日新記録を更新致しました。3ヶ月悩んだから許してほしい、という謎の言い訳を添えて。いや~嬉しくない!!
<その2>
という訳で大瀧詠一の『EACH TIME』のインサートが落書きだらけ、というお話でした。実体験です。今も大事に持っています。
ジャケットとレコードの状態はとても良かったので、まんまとやられました。店長さん、やけに安くしてくれたからその時点で察するべきでしたね…。
さて、レコードのコンディションに関してですが、色々あると思います。個人的にはインサートの落書きくらいなら大丈夫です。
でもジャケットの底抜けとかは結構悲しいですね。盤面の傷で針が飛ぶのも悲しい。アイドルとかのレコードだと、きれいなお顔にカビとかシミとかついてるのもキツいですね。
そんな風に結構えり好みをしてしまうので、欲しいレコードを見つけてもスルーしてしまうこともあります。良いコンディションのレコードを見つけるのもなかなか大変。というお話でした。
ちなみに変わり種だとタバコの匂いのするレコードとかもあるようです。もちろんそのとき持っていた人がつけたもので、昔東京で見かけたんです。タバコの匂いのするソフティーズのレコード。あれはあれで買っておけば良かったなあ。
以上!