Column
副作用のない精神安定剤「笑い」
(アメリカの作家アーノルド・グラソー)
月に数回、お笑い芸人のネタをみに劇場へ行く。というか行っていた。2020年は周知の通りであり、昨年実際にお笑いライブを見に行けたのは2回だけだった。
月に数回、お笑い芸人のネタをみに劇場へ行く。というか行っていた。2020年は周知の通りであり、昨年実際にお笑いライブを見に行けたのは2回だけだった。
芸人、芸術、一芸、文芸、話芸・・・ 「芸」の字を見ると、私は心がときめく。
12月は年に一度、私が大変楽しみにしているM-1グランプリの放送がある。プロ・アマ問わず今最も面白い漫才師を決定する大会のテレビ番組で、2001年より始まり今年は16回目だった。
編集長からこの「GO ON」をつくりたいと聞いた時は、あまり驚かなかった。以前よりカルチャー誌そのものや制作について好意的な反応を示していたので、ついに本人がつくる側になったのかと当然のような気もした。