Column

SUMMER DAYS in ASHIKAGA(僕の夏)

BEDROOM RECORDS

夏になると外に出れば一気に汗が出てTシャツもベッタベタ、日差しが僕の敏感なお肌に直撃して、真っ赤になってヒリヒリして痛くてしょうがないんだ。

大地を美しく照らす太陽にいつも感謝してるけど、こんだけ暑いとあの太陽に文句を言ってばっかり(ごめんな太陽)…。いっそのこと浅黒くなって反町隆史みたいになればカッコイイんだけど、僕は肌が白いから赤くなって痛いんだこれが…。

気分はもう最悪で、逃げ込むように喫茶店に入ってクーラーガンガン、キンキンに冷えた店内で僕の火照った身体を急激にクールダウン。これがたまらないんだ。一目散に頼んだアイスコーヒーに僕のボディは癒され、ここはパラダイス状態。永遠にここにいてもいい。

店内で、はっぴいえんどの『夏なんです』が流れていたらもっと最高だ!
こんな瞬間にちょっとした幸福感を得てしまうから侮れないぜ!夏!
休日はもっぱらキンキンに冷やした部屋でガリガリ君を食べてホラー映画を観ながら過ごす!はい!これが僕の流儀です!

だけど夜になると無性にサウナに行きたくなるから友達誘ってサウナにGO!いやぁ、夏のサウナは格別です!「整った」って流行りに乗った感じがして言いたくないけど言いたくなる。そういえば、ロバートの秋山さんがサウナは「僕は整ったではなく整理するって表現します」って言ってて、しっくりきた。僕もこれから「整理する」って表現しよう。それとサウナは隣に座った常連のおっさんと談笑するのも大人の楽しみですね。

だから夏は大っ嫌いなんだけど大好きな瞬間も多くて、例えばファッションも!

朝起きたら歯磨いて顔バッサー洗ってジーパン履いて適当にTシャツ着てボッサボサな髪もキャップを被れば外に出れる!そこは最高じゃん夏!いいじゃん夏!洗濯なんかも楽だしね!気に入ってるバンTも洗い過ぎてクタクタだけど、そこもいい味出してる。

今年も一番活躍するTシャツは『アイアン・メイデン』のTシャツです!

夏祭りの雰囲気も好きだな。
なんかエモいよね。

屋台を見るのも楽しみのひとつ。あっまそうな飴でコーティングされたリンゴ飴を見ては誰が食うねん!と心で叫んでる自分がいる。あと唐揚げ屋多過ぎだろ!とも心の中で叫ばずにはいられない。あと田舎の祭りはヤンキーがたむろしてて見てて面白い。お前ら祭り好っきゃなぁ。そんなことも全部含めてお祭りは楽しいし、なくしてはいけない文化だ。

それと忘れてはいけないのが夏に行われるフェスだね!

「夏=フェス」ってちょっとチャラくも聞こえるが音楽フェスはやっぱり楽しい。この間、テレビを観てたら黒ギャルの人が「あなたにとって夏で一番楽しい瞬間は何ですか?」ってインタビュー受けてて真っ先に「フェスっしょ!」って答えててやっぱりフェスはいいなぁって思いました。

あの異空間の中で『音楽』を楽しむ。
これ以上の幸せはない。

今年からフジロックも海外勢が復活してテンション爆上がりなのですごい楽しみだ!ちょっとした余談なのだが僕が毎年フジロックに着ていくTシャツは相棒のユウキ君がお土産でくれたTシャツだ。彼が毎年海外出張の時に買ってきてくれるお土産なのだけど、これがまた最高でクソダサいTシャツ(褒め言葉です)を毎回買って来てくれるのだ!

僕が大好きな『スペース・ジャム』のファッキン最高なデザインのTシャツや『ストレンジャー・シングス』のTシャツ、はたまたアメリカ版NHKみたいな教育テレビで絵の授業を教えているおっさんの顔面がプリントされた誰が履くねん!とツッコんでしまうような靴下など、とにかく彼のお土産はぶっ飛んでいる!

だから今年もユウキ君が買って来てくれたTシャツを着てフェスに行こう!どうか今年は無事にフェスが行われますように…。

やっぱり夏大好きです…。

Creator

BEDROOM RECORDS

90年代生まれの幼なじみ2人が音楽、映画、アートなどの様々なカルチャーをマニアックな視点で掘り下げて発信していくプロジェクト。栃木県足利市名草町にて2020年BEDROOM RECORDSをオープン。厳選されたレコード、CD、VHS、様々なアーティストの作品などを展示・販売。オリジナルグッズも展開中(現在休業中)。