あけましておめでとうございます。
毎年、年越しに関しては非常に慎重である。何故なら、苦い思い出の方が多いからだ。「今年は失敗しませんように」と11月頃から年越しをどうするか考え始める。
今年は友人と過ごした。なぜ家族と過ごさないのか?
私は逆に聞きたい。なぜ家族と過ごすのか?
はっぴいえんどの『春よ来い』のききすぎではないか?私は家族と年越しをして毎回失敗するから『春よ来い』気分に浸ることはない。
そんな私の年越し2022はこうだ。
暴飲暴食しながら、J-WAVEの野村訓市の特番でモトーラ世理奈の微妙な歌声をきく。微妙過ぎたので途中でフリッパーズギターの『ヘッド博士の世界塔』にチェンジして大いに盛り上がる。除夜の鐘がきこえてきたところでDOMMUNEのコーネリアス特番に。そしてタイミングよく『COUNT FIVE OR SIX』で明けた2022年。年明けすぐにきいたのは、コーネリアスを歌うショーン・レノン。その後LicaxxxのDJで寝落ちした。あんなに楽しみにしていた、砂原良徳や瀧見憲司のDJを聴くことなく寝落ちした。
それにしても、好きな人たちと好きな音楽を聴いて暴飲暴食するなんて、この上ない幸せな時間だ。ましてや小山田の音楽を聴いて盛り上がれるなんて最高すぎる。2021年の一連の出来事も小山田の音楽が素晴らしいことも、生きている限り忘れないだろう。年越し蕎麦は忘れたけれども。
2022年の目標は、SNSに頼らずGO ON読者を増やすことができるのかを考えること。ひとつ分かることは、おもしろい媒体であれば読者は増えると思うので、まずはそこから。五感をフル活用して、万人受けしない読む人を無視したGO ONをつくっていこうと思う。
毎号楽しみに読んでくださるみなさん。本年もGO ONをよろしくお願いします。