Column
追憶の東京〜地図のような文章〜
その4 御茶ノ水〜神保町 2
前回に続いて、御茶ノ水〜神保町界隈の話なのだが「地図のような文章」を書く前に、この界隈についての全体的な想い出を一度書いておいたほうがよい気がしたので、今回はちょっとそういうお話を。
前回に続いて、御茶ノ水〜神保町界隈の話なのだが「地図のような文章」を書く前に、この界隈についての全体的な想い出を一度書いておいたほうがよい気がしたので、今回はちょっとそういうお話を。
前口上 一昔前と比較して、今はお笑い全体や漫才のスタイルにずいぶん変化がみられるようになった。
最近は「カルチャー的料理」としても注目されつつあるカレー。
先日、金沢市の企画展に参加した時、一緒に参加していた方がインスタグラムで「陶芸ではなく陶器」「陶工ではなく個人の作家」「商品ではなく作品」と書いていたことに何か引っかかった。
先月と引き続き、今月のコラムは音楽レビューだ。前回はジャンル的にもポップなものに偏ってしまった気がするので、今月はロックなものを紹介したい。
とても久しぶりの本編。バイト先でもあり東京生活のメインの活動場所、御茶ノ水〜神保町にかけての想い出を綴りたいと思う。まずは御茶ノ水駅周辺。
初秋のお楽しみがやってきた。山々を越え、色付く葉の音を聴きながら、どんどん進むよ、奥へ、奥へ。
今回の煩悩は、6つの根本煩悩である痴(ち)の中の昏沈(こんちん)。痴は、真実がわからない。昏沈は、心がめいってふさぎこむこと。
夏の強い西日は夕日へと変わり始めていた。空は刻刻と明るさを失い、外の木々が長い影を落としている。掃き出し窓を突き抜けて、地続きに木陰を作り、建物の中と外の境界はなくなっていた。