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Jackassにハマった高校時代
先日BEDROOM RECORDSの2人でユーチューバーの話をしていると「昔よくみてたJackassって今考えるとユーチューバーのハシリだよな」と言う話題で盛り上がった。Jackassとは2000年から2002年までアメリカのMTVで放送されていたテレビ番組で、とにかく過激でバカな事を大の大人が真剣にやり、毎回痛い目に遭うという当時のアメリカらしい番組だ。
※毎回番組冒頭に警告文で『番組内で危ない事をやっているのは、スタントマンか、ただのバカです。良い子やクソガキ、または精神年齢の若い大人の皆さんは絶対に真似をしないでくださいね』と出てくる。
当時、アメリカンカルチャーが大好きだった2人にはもってこいの番組だったが、今ほどネットが普及していなかったため、TSUTAYAなどにレンタルしに行っては毎回大爆笑しながらみていた。
高校生になり、未公開映像みたさにバイトで貯めたお金でDVD BOXを買い、特典で付いていたTシャツをボロボロになるまで着ていたのを今でも覚えている。まだ10代だった事もあってアメリカのテレビ番組をみているのがクールな感じがしてアメリカの映画、音楽と共に熱狂した物の1つだった。
その後映画シリーズも始まりさらに過激な内容になっていったのだが、制作にスパイク・ジョーンズが携わっているため、映像が最高にカッコいい。『Jackass: The Movie』に使用されている楽曲で、ロック界きってのパーティーボーイAndrew W.Kの『We Want Fun』が使用されている。そのMVにJackassメンバーが総出演していて最高にふざけたMVになっているのでぜひみていただきたい。
最高なJackassメンバー
そんな世界一のおバカ番組Jackassを少し紹介したい!!
はじめに数いるJackassのメンバーから特に好きなメンバー3人を紹介する。
【ジョニー・ノックスビル】
Jackass Crewのリーダーでありバカな企画の考案、スタントをしている。他のメンバーと違いヤバイ企画を自分で考案して自らやっているのでさすがリーダーという感じだ。毎回ジョニーが半笑いで「 Hi I’m Johnny Knoxvill Welcome to Jackass」と言いスタントが始まるとみているこっちもアドレナリン全開になっていた。俳優業も行っており有名所だと『メン・イン・ブラック2』に出演している。
【スティーヴォー】
危険な企画担当でメンバー1のクレイジーボーイ!!あまりに捨て身すぎて、みているこっちが置いてきぼりになってしまうほど頭のネジが外れている。スティーヴォーほど捨て身な人を今までみた事がない。自分の背中に自分の顔のタトゥーが入っているのがトレードマーク。
【バム・マージェラ】
プロスケートボーダーでありJackass内では両親に悪態をつく企画が有名。そのドッキリ内容が両親の住んでる家にワニを放ったり、庭に落とし穴を掘って芝刈り中のお父さんを落としたりとくだらない事ばかり。そんな事を番組で取り上げられているのだから仲が悪いと思いきや、大の仲良し一家。バムは両親のために家を買ってあげるなど親孝行な一面もある。
Jackass Forever
そんなジャッカスメンバー達が行ってきたバカで危険な有名企画。
(1)The High Five
巨大な手がメンバーを襲うシンプルなドッキリだがこの手の威力が半端なく大の大人が普通に飛ばされてしまう。スープを持って現れたメンバーはスープごと飛ばされてスープまみれに!!
(2)Beehive Limo
メンバー数人が乗るリムジンの中にハチを大量投入して、さらに出口のドア下に大量のビー玉を仕掛け出てきたメンバーを滑らせるダブルトラップ。ハチを大量投入されたメンバーはリムジンの中で大パニック!!
(3)Riot Control Test
暴動鎮圧用ショットガン(ゴム弾)を実際に撃たれてみると言う企画で、バムが「本当にこの企画をジョニーがやろうとしてるならイカれてる」と言っているのが印象的。メンバーはアザだらけになってしまい、今までで一番痛そうな企画だと言われている。
そして今年Jackass 4作目となる映画『Jackass Forever』が公開される(日本公開未定)。この映画のインタヴューでジョニーが今作で引退すると事を語っており、「体の限界がきているのだ」と言っていた。いつも弱音を吐かない彼が「体の限界」と言っていたのをみてショックだったが、テレビシリーズ当時29歳だった彼も今年で50歳になる。
この歳まで無茶なスタントをして、自分達を楽しませてくれた事に感謝したい。だからこそ最後に出演した『Jackass Forever』は映画館の大スクリーンでみたいと思う。
ふと思うと、BEDROOM RECORDSの2人はやる前に考えるのではなくやってみてから考えるタイプだ。そのスタンスは毎回無茶だと分かりながら、とりあえずやってみて最後に大笑いしているJackassからきているのかもしれない。